こちら Drシネマ・カイルの「勝手にシネマ〜!。」


ご存知Drシネマ・カイル&シネ妻さんの映画道楽人生記。
好き勝手、勝手気ままにご覧あそばせた映画を、「せっかくですから感想教えてチョ!」ってことで
類い稀なる感性と極端な偏見でもってズバッ!とやっちゃって下さい。
皆様(誰?)、これを見てから観て下さい。買って下さい。な。
ほな、サイナラ、サイナラ、サイナラ。

お好きに<<<<<<<<<>>>>>>>お奨め
点数 1〜3.9 4.0 4.1 4.2〜4.5 4.6〜5
※注意:一切のクレームは受け付けません(笑)

作 品 評点(満点5) スン・ピョウ
S・K S妻
イーグル・アイ 3.5 ★★★☆ 予告で期待してた反面、まんまとはずしました。3回深い睡魔に教われ、小脇に肘鉄を食らいました。大体、テーマが古いな〜、内容が読めるよ、アクションシーンの展開にも強弱がなく同じテンションが続き過ぎ、折角いい出演者を使ってるのに良さが出てない、深くない。もうスピルバーグも賞味期限切れ?寂しいっす。出だしは彼らしい政治的なメッセージが、んっ!どうなるんやろと、思わせたんですけど。人工頭脳ものは、余程どんでん返しやら、画期的な試行が凝らされてないとね〜。
ウォンテッド 3.5 ★★★☆ 掴みは良かったと思うんですが、映画のメリハリが同じ調子で、食い足りないもう少し押すか引くかして欲しかったです。消化不良気味。どんでん返しは良くあるパターン。引っかかったんですけど、な〜んだって感じ。ジョリーさんの使い方も今一歩かな。掴みの焼き直し、最後はまあまあかな。
ハンコック 3.5 ★★★☆ ん〜もう少し面白く出来たんじゃないかな〜。ウィル・スミス主演ということで、少々期待し過ぎた感あり。私感じるに脚本のバランスが悪い、時間配分が悪い、もういいから先に行ってよ、もうちょっと説明してよって感じ。女優さんは美人だね〜私好みです、やっぱり彼女はただの役処じゃあないわな〜。
ダーク・ナイト 4.0 ★★★★ クリスチャン・ベールがバットマンを演じてからの2作は、全体的にアメコミの劇画タッチが薄れてシリアスな人間ドラマ仕立てだすな〜。途中少々たるかったんですが、総じて結構良かったです。脇役というか出演陣も有名どこで固められ、渋い渋い。今回の悪役はジョーカー、ずっと前のジャック・ニコルソンも鬼気迫っていたけどマンガチック、今回のヒース・レジャーは、遺作になったことを知らずに見ても狂気十分、その分バットマンの心が弱くなったようで、悩み葛藤する人間性が前に。ここはバットマン好き私にとって、唯一不満。でも楽しめました。「暗黒の騎士」じゃん、英語ニガ〜テ。
ハプニング 3.0 ★★★ ?????な印象。監督さんは計算があるんでしょうけど。私は白黒つけて欲しい人です。現象そのままというか・・・。あっと、これ以上言っちゃあまずいか?シックス・センスを超えていないと思いますよ。他の作品と同様に。主人公は中々良い役者でした。監督は今回は声の「出演」だそうで。さ〜て、どこでしょうか?
奇跡のシンフォニー 4.0 ★★★★ 邦題から予想どうりガチガチに来ました。私は涙腺が緩いっ中年(←がっはっは)もう最初の15分位からどうしたのって感じ。お話は定番なんですが、シツコクもなく奇跡のような偶然も許せます。私も心が疲れてんのかな〜泣く泣く。あまり得意分野ではないんですが、観終わって気分良し。坊やも父ちゃん母ちゃんも上手、ロビンも上手。
インディージョーンズ 4 4.0 ★★★★ しっかり年取ってましたインディー(ハリソン)、でも帽子と鞭を持てば・・・年とってました。でもアクションは・・・やっぱり年取ってました。全体が小作りな感じ、すんごい女優さん使ってるんですけど。スティーブンもジョージもこの19年の間にみーんな年取ったんです。でもいいーんです。あの音楽が流れれば心躍るんです。でも最後は、そっそこかい!好きやな〜。同級会的な映画、一日たってなんか物足りないような。
チャーリーズ ウィルソンズ ウォー 4.0 ★★★★ 予告ではもうちょいトム・ハンクス的なのかと思いきや。超〜シビア。深刻なお話、やっぱ世界の政治の大部分は米国が絡んでいるんですねという実話。こりゃ〜罪深い。結局、とどの詰まりがタリバン、911、イラク・・・。オリンピックも米国が中国にやらせよと言ったとか言わないとか。国を開かせれば金になる。とっと、映画から離れちゃった。テキサスのスケベなやり手議員が世界を動かす。ソ連も米国も今言や〜ロシアも、イスラムも、地球なんざ〜どうでも良いってこと。彼(チャーリー)は本当に難民の子を救いたかったのか?視線を変えると、考えさせられるオモロい映画でした。
クローバー・フィールド 3.0 ★★★ 公開前にネットでかなり盛り上がっていましたから、面白いのかと思いきや、評価がまっ二つになっていました。なるほど良く解りました。原因不明、事実のみ映像化、結論は持ち越し、起承転結を求める私のような単純シネファンには不向きか。はじめから・・物と解って観た方が。
魔法にかけられて 3.5 ★★★☆ 期待しなかった分楽しく観れました。ディズニー物は外れがないですね。かわいいお姫さんでした。34歳?おとぎ話のノーテンキさが、かえって楽しめました。何も考えなくてOK!
バンテージ・ポイント 4.5 ★★★★☆ おっおもしろい!絶対に観てください。凝った手法でまとめてますが、短い時間でぎっちり詰まった印象。最初からしっかりご覧あれ。登場人物達がきっちり描かれてます。主人公だけであとはどうでもいい映画が多い中で出色。えっ、あれが、それはっ、なんと、そーかって感じ。私は、今年の映画で一番です。今のところ、6月21日までは。
ジャンパー 3.0 ★★★ 実に深みの無い、というか浅い映画でした。(おたくさん何をお望みですかって?)そういう事実があったんですか?へ〜程度。もう少し観客を引き込む映画を観たいですね〜。アナキン坊やは、やっぱあっちが良かった〜(SW3)
チームバチスタの栄光 2.5 ★★☆ な〜んだコメディーかよ、勿体ぶって。医療監修もなっとらん!あんな器械出しいるか!ヘルツの器械出しって鼻っぱしらの強いできる看護師が多いよ。原作はもっといけるのかな?阿部ちゃんは良かったけど、登場人物が存在感が無くて薄い、やっぱテレビ局の作るエイがはこんなもんでしょ。元水球選手の俳優の糸結びとヘルツの造作もまあまあか。
アメリカン・ギャングスター 4.0 ★★★★ 良かったよかった!極悪人を演じてもデンゼル・ワシントンが演じると善人に感じてしまう。なんてすばらしい俳優なんでしょう(?)褒めていいのか?ラッセル・クロウの巧さもにくいよ、ああいう役うまいよね〜。二人の登場人物が近づいて行く課程、最後の掛け合いまでスキなし。いい映画でした。
スウゥーニー・トッド 0.00 - ほんとに気味の悪い映画でした。生理的に全く受け付けない映画。私は偏った映画ファンですが、それで結構。観に行こうと思った時点から間違い。「セブン」を観た後のあの後味の悪さとは違う、映画化してはいけない物語。観終わって数時間たっても、体の芯に力入らず。ジョニー・デップものだから・・・というノリでは観れない、あ〜ダメッ!
アイ・アム・レジェンド 3.95 ★★★★ 結局私の嫌いな○ン○モノでしたが、古典的な脅かしとウィル・スミスのキャラで何とか最後まで観れました。何度心臓が止まったか。私の生まれた年の原作だそうですが、3度目の映画化とか。現代化のギャップ、脚本の不合理性はあるものの掴みもテンポも良し。ウィルとシェプとCGだけでできた映画とも。最後はどうも・・・誰もいないニューヨークのシーン、んーーー不気味だす。
ナショナル・トレジャー 3.9 ★★★☆ テンポも良いしタルサもないのですが、最初の掴みに乗れなかった。私がトロいのもありますが。背景にアメリカ独立の最低限の知識が必要か。アメリカ人が徳川家の埋蔵金映画をみて面白いか、とは違うか。ニコラス・ケージはやや年をとったかな?インディものの現代版とも、謎解きが甘い気がしますが、観れました。テンポがいいので、飽きません。最初訳が解からなくとも、何とかなります。
↑2008年(今年も良い年でありますよぅに。パン!パン!)
ボーン・アルティメイタム 4.0 ★★★★ 面白かったです。前2作が少々判りにくかったのに比べ考えずに観れました。掴みから緊迫感あり、全編にわたって緩急なし急のみ、息もつかせずと言って良い流れ、しかし見終わって疲れはなし。ただ気になったのはカメラの揺れとカット割り、緊迫感緊張感にはOKだけど、監督のクセか?たしかに「911」もそうでしたね。いやーすっごいカーチェイスでしたね、彼氏も強い強い、死なないキャラ。
ALWAYS 4.0 ★★★★ 「続編」のジンクスを打ち破れずってとこですか。決して面白くないわけじゃない、出演者みーんな良いんですよ!大物のちょい出があったり、さすが前作で儲けただけの事あり。でもいろんな人のエピソードを描こうとしてやや散漫になったんでないかい。涙腺の緩み度も前作10点に対して8点かな、それでも私はしっかり目から汗でしたけど。気持ちが洗われるほのぼのとした映画には間違いないですね。しかし子供を使う映画は難しいですよね、だって成長期だもの。
ブレイブ・ワン 3.9 ★★★☆ 勇気ね〜、微妙なとこです。面白いとも言えるし、ツマラナイとも。全面ジョディ・オン・ジョディですね、共演の彼がいなかったら。ジョディモノと言えば、ヒステリックな演技と強すぎる女性像。今回その点は、改善というか、抑えていますけど。脚本の詰めは甘いと思います、そんな簡単にそんな事が通りますか?
ファンタスティック4 3.85 ★★★☆ いつもながらの明るいアメコミもの。4人+1人のキャラも解りやすく、それぞれ適度に活躍、間食にちょうど良い映画。インヴィジブルさん、スタイル抜群やね〜。サーファーってそんなに人気があったとは知りませんでした。
パーフェクト・ストレンジャー 論外
(怒)
論外 ふざけんな!金返せ!
トランスフォーマー 3.85 ★★★☆ 思っていた感じとは違いましたけど、面白い方に。日本発信の文化がここまで影響するとはね〜。でも話しのキッカケが甘いなあ。やっぱアメコミ的、となりで妻さんが「映画、映画!」と言っちょリますです。でも結構観られたということは、良かったのか。良い者と悪者がいたとはね。
レミーのレストラン 3.95 ★★★☆ 良くできたアニメです。相変わらずピクサーはやりますねー。当たり外れ関係無しと言った気楽さがいいかも。ネズミの表情がなんともかわいらしい。子供の時に観たディズニーアニメのなめらかさを思い出しました。
オーシャンズ13 3.9 ★★★☆ 12と比べてはるかにオモシロイ!ってそれほどでもない?。でも展開のテンポ良く、ムダな映像がない、有名どころの顔見世に終わった前作と違って、13人それぞれの描き方が良い配分なのよ。もち主役級の描き方は上手!カッコえーよ、アル・パチーノ、クルーニー、ブラピ、デイモンガルシア等々。ギャラじゃなくて楽しんでる?最期のセリフは実生活か?まあ力入れないで観られる、小粋でオシャレな映画やね。
ハリー・ポッター 5 3.8 ★★★ よくもこんな駄作にしてくれて、ありがと〜!まあ〜タルイは眠いはつまらんは。盛りあがるまでどうでも良い話で引っ張る引っ張る。肉付けの浅いこと浅いこと。今までの登場人物の描きが薄くて、脚本が悪いのか監督が悪いのか?前作が結構良かっただけに、そう感じるのかハリポタ中最低!じゃ〜。
ダイ・ハード 4 4.3 ★★★★★ ちょ〜オモシロイ!っす。やられるかな〜と思いきや、大逆転。掴みが早い早い、テンポが速く調子が良い。つまらん説明なし、私の頭でもついて行ける。マクレーンの澱みのない執念、共演者とのウィットに富んだ掛け合い、ん〜〜堪らんですたい。客席で何度のけぞったことか、CGも満足今年一番のお勧めか。
パイレーツ・オブ・カリビアン3 3.8 ★★★☆ しばらく振りでシネマ・イクスピアリで観ました。内容はますます最悪、デップはどうやら主役ではないのか?昨日のテレビでやっていたパイレーツ1が一番面白い、間違いなし!やればやるほど、つまらなくなるパターン。カット割りが見事大失敗。しつこいほどつまらん場面が・・・眠くなるっつ〜の!ネーちゃんも出過ぎ。もしご覧になるなら予習が必要です。この手の映画は掛け値なく「面白かった〜」と言わせなくちゃ。エンドロールの後まで席を立たないでよかったと、もっと思わせて〜な!
スパイダーマン3 3.9 ★★★★ アメコミ映画はこんなもんでしょう。つまらない訳でもなく、最高でもない。2の方が面白かったかな。基本的に色恋がからむと、吐気が来るたちなので。あの黒い生物っちゃーなんですか?なんでスパに取り付くの?その辺はマンガマンガとかみさんに、たしなめられ取ります。しかしスパくんの移動はかっちょいいっす。アメコミ独特の哀愁ってんですかなんか少々ウェットなのも、まっ良いか。
注)↑から小数点復活ぅ〜です!!
バベル 4 ★★★★ 私は無信教ですから、抹香臭いのはダメ。ちょいと匂いがしました。けど演技が皆さん、ゴーマルサン、自然でした。特にモロッコユニットの配役上手すぎ。
日本ユニットも上手、リンコさんは助演女優賞ノミネートもうなずけます。体当たり的演技でなく、淡々と。日本の話は、かなりこじ付け的だし、ある部分はチョイおかしんですけど、演技が自然だったから良いかな。
ラッド・ダイヤモンド 4 ★★★★ いつものことながら映画で考えさせられるとは、普段からいかにノンポリなのか、私も。日本人の平和ボケか?映画がすべて現実とは言いませんけど、我々の想像を超えた現実がそこに。話はノンフィクション・ドキュメントのようにテンポ良く、デカも上手だしアカデミー助演男優賞の彼も熱演、近年のアフリカものの中でも出色の出来?
ロッキー・ザ・ファイナル 4 ★★★☆ やっぱロッキーですたい。スタローンはロッキーだった。映像になんの工夫もなく、学芸会のように淡々とすすむ。でもあのミュージックが流れればもう腹一杯、背筋ゾクゾク。ロッキーファン大満足のテンコ盛り。17年振りの同窓会?60歳でもロッキーはロッキーでした。
ハッピー・フィート 4 ★★★★ 楽しい〜、単純に楽しい〜。こりゃ〜字幕でみなくちゃね。有名どころが声優に。やっぱアニメは動物ものやね〜。表情が無いようであるの。あの動き、スンバラシー!考えいらず、私向きや。
デジャブ 4 ★★★★ デンゼルさんですから宗教がらみの超能力ものかと思いました。ん〜SFだったとは・・・。BTFを思うと、もう少し深くてもと思うんですが、やや登場人物寄りというか混乱を押さえて単純にというか、不思議なカーチェイスは発想良しですね。しかしあれだけの人間の命が・・・パラレルワールドの混乱や如何に?デンゼルさんやっぱ良いわ〜、バル・キルマーどうしちゃったの?あんなに太って。
ドリーム・ガール 4〜5 ★★★★☆ まるで最初から最後までコンサートで総立ち状態の心地よさあり。体がノルのる、もともと乗りやすい体質もありますけど。映画もタルミがなく、音楽映画らしく、あっテンポ!友情、愛、憎しみ、挫折、復活と解かり易い脚本、最後には不覚にも目から汗!アカデミーは毎年がっかりさせられるんですが、あのオネーちゃんは妥当妥当、主演女優でも良いのでは?と。エディーもフォックスもいいけど、ビヨンセ!なにあれカッコ良すぎ。お勧めです!
16ブロック 4.0 ★★★★ 公開で見逃しましたが、借りてきて観ました。結構いけます。ブルースウィリスの渋い演技と黒人さん中々の掛け合いです。洒落て痛快な場面展開、小どんでんの使い方やりますね〜。デヴィッド・モースも悪役上手いね。テレビで感動も久しいっす。もう一つのエンディングはイマイチかな
幸せのちから 4.0 ★★★★ なかなか良かったです。ウィル・スミスの演技もいつものハイテンションとはちがって熱演です。余計なストーリーも無く淡々と、最後もう少し欲しいと思わせる演出?幸せを勝ち取るまでの彼らの姿が良いんですよ。坊やも上手、そりゃホントの息子なんだもの。久しぶりに観終わって、満足感あり。
注)ここから評点の変更があります。基本的に小数点なしです。
1点:なぜ映画にしたのか? 2点:見る価値なし 3点:普通 4点:面白い、観て良かった 5点:すばらしい
ディパーテッド 3.8 ★★★ 怪優、有名どころのご出演、まさか、マサカ、真逆。ありゃ〜ないでしょう。みんな一所懸命演じているのに。裏の世界はあ〜なんだからって?納得できない終わり方や!それに携帯がめずらしいんですか?使いすぎ。あんな間抜けなネズミさんがいますか?今時通話記録で一巻の終わりでっせ。周りに警官隊がいて、あんなでかい声でしゃべっちゃバレちゃうでしょ。マーチン・スコセッシって、すこせっし古いんじゃ?
↑ここから2007年(今年はどんな秀作が出ることやら)
硫黄島からの手紙 3.9 ★★★☆
クリント監督の映画に流れるリズムはいつもと同じ落ち着きで評価に値しますが、主題は何か?極限の兵士、指揮官の本国へ届かなかった手紙、その家族への思いを描きたかったのか、圧倒的な敵兵に対抗する指揮官と兵隊の苦悩を描きたかったのか、なんとも詰めが甘い気がする。栗林中将が奇策に至るまでの苦悩、過酷な状況の中塹壕を堀り通した兵士の狂気・恐怖、家族祖国への思いやら。まっそんな陳腐な描き方は素人?突っ込みが足りない気が。米国人の監督、いくらクリントさんでも限界かな。スーパーリアリストとしては納得いかない部分も。
007
カジノ・ロワイヤル
3.8 ★★★ 興奮したのは最後の3分です。彼が「ボンド、ジェームスボンド」と名乗り、あのあの音楽が流れた時です。脚本家が余りにバカでついて行けませんでした。バランスが悪すぎ、余計なシーンを引っ張りすぎ!かわいそうなアストンマーチン、さぞや色々な装備があったでしょうに、使われたのは除細動器だけ?観終わって良かったのは新ボンドの新鮮さだけ、06年度版の新しいボンドを作りたかった訳ね。私にはボンドとして何か足りない「色気」?
父親たちの星条旗 3.9 ★★★☆ かなり期待して観ました。だから?ちょい平板な感じ。C・イーストウッド監督ですし期待感が大き過ぎたかな。それに私の頭が悪いのか、導入部の人間関係が飲み込めず、やっと中盤からそうか、そうだった、ふーんって。戦闘シーンはプラ・ライを彷彿させます戦争を見せています。あの時期のアメリカも無理してたんだなーってーのは伝わりました。配役もメジャーどころを使わずそこはドキュタッチ。見終わった満足感が今ひとつかな〜。回想シーンの使い方も悪くはないんですけど第2部は全く邦画のような感じです。
ワールド・トレード・センター 3.8 ★★★ ユナイテッド93が「動」とすれば「静」ですか。「死」とすれば「生」。この映画の目指すところは何か?数千人の内、20人が生還した。その中の二人を取り上げた理由は、消防士、警察官がたくさん犠牲にはなったが、彼らはあの現場に行かざるを得ない職業で、しかも誰もあのビルが倒壊するとは思っていなかった。ユ93もそうでしたが、現場は狐につままれたかのように、情報が錯綜し、混乱していた、その中で現状と戦おうとする人々、待っていたのは「死」テロに屈することはできないが、テロを防ぐことは可能か、いやっ否。助かって良かったねとも言えない。
ユナイテッド93 4.0 ★★★★ んー後を引く面白さ。私はアメリカと言う国はどちらか言うと嫌いで、映画もハリウッドが絶対とは思っていません。でも時々やってくれるんですよ。自由の権化みたいに言っていたかと思うと、すっごい自己中の保守主義ブッシュみたいな、世界の警察を自負する輩が多くて。でも救われるのは問題意識を持っている人間がいて、それを主張表現できる事。主人公が、主役が、そんなこと関係なし。まったくのドキュメンタリータッチ。そこが観る我々に、想像以上の恐さを重く浸透させる。またもやテロの連鎖が・・・ワートレセンターより評価高いかも。
Xメン3 3.95 まあまあでした。やっぱ出演者がみんなメジャーになってますからね〜。それぞれのミュータントの描き方が少々散漫かな、まったく画面に出るだけのような。まっ、でも良い良い楽しめれば。CGはいつものごとくなかなか。しかし、彼らが○んでしまうなんて・・・。最後の最後まで席を立ってはいけません。実はファイナルでは・・・
スーパーマン 3.9 ★★★★ 元々マンガ好き故、荒唐無稽なほど強いのは良し。やっぱ30年近く経ったらそらあCGも良いわさ。内容よりあの音楽、ジャッチャチャーチャチャチャチャー・・これ聞いたら堪らんわっ。スーパーマンはクリストファー・リーブ2世目のきれいなにいちゃん、レックス・ルーサーのケビンさん、もう少し狂気が入っていても。スーパーマンと言えばロイス・レーン、死んでも時間を遡って生き返らせたほど、今回は逆。もう一人、スーパーマン○。んー将来の伏線を感じさせる?楽しめました。
パイレーツ・オブ・カリビアン 3.8 ★★★ ん〜第1作目が面白いです。音楽も配役も悪くないんですが展開がくどいと言うか、作り込んでいるからなのか一場面が長いよ。それにスパロウ船長が死んでる、だからサヨナラなのかって、より道化師になっちゃってます。主役は別な感じ。筋が薄いな〜、とにかくテンポが悪くタルイ。まあタコおじさんとかCGは上手いよ。けど・・・なにしろ1作目がおもろいから、点悪し。オマケ映像あり。
Mi3 4.0 ★★★★ 1、2のつまらなさはなんだったの?いい監督使ってもだめ、今回は若いのかなあ、攻めせめのみ。見終わって、途中力が抜けなかった軽い虚脱感あり。最後にあの曲がかかるとき、久し振りに背中ゾクゾクっとしました。息をもつかせぬテンポ、迫力、よ〜しよし。本編に関係ないアクションやら、つまらぬ男女の絡み、スパイ大作戦の先輩達には無かったミスなど、前作の失敗は無し。何時の間にか、ワタスはイーさん半途。ラビットフット、身内の裏切り、熱いスパイ?なんてどうでもいいんす。映画はこれだ!トム・クルーズ見直したよ。脇も良かったね〜薄いが存在感あり。久し振りに楽しみました。
インサイド・マン 3.95 ★★★★ 比べちゃいけないんすけど、ポセイドンより行けました。おれゃ単純な構造なんで、あたまが。どっかで観たような気がする内容ですが、結構新鮮。展開に間延びは感じませんでしたね、テンポ良し。デンゼル・ワシントンやっぱいい〜わ。クライブ・オーエンさんてもなかなか。二人の絡みがお洒落!ジョディ・フォスターはビミョウな役ですが、却ってうるさくない感じ。私的には、まあお勧めです。
ポセイドン 3.9 ★★★☆ そりゃあ、CGは技量向上めざましいよ、脅しどころ、スリリング緊迫感もあります。元ネタのように非情さも加えてました。初めて観る人にとっては、十分行けます。でもね(そーらでた)我々にはすべて予想の通り、新鮮さはないんです。パニックサスペンスは分かっていても、ハッとはしますよ、そりゃ。つまり、元ネタの凄さがわかったつーことです。カート・ラッセルさんはいつもながら強く好演してました。どっかで観たシーン?アルマゲドン入ってましたね〜。
ダ・ヴィンチ・コード 3.85 ★★★☆
ごめんなさい!オモシロイのかどうか?解かりません。たぶん原作本は内容が濃くて面白いんでしょう。2時間半にまとめるのは少々窮屈だったか?それに無信教のあっしには宗教モノはきつい。考えている内に場面も進む。ロン・ハワードとトム・ハンクスのコンビでしょう、やっぱ期待しますがね〜。今までの作品(フォレスト、アポロ13)が作品だけに、トムさんが生きているかな?ジャン・レノも?失笑って、なるほど友達が・・だったり、あのオネーちゃんが・・だったり、ベタベタ。サスペンスとしては退屈はないが普通かと。
サウンド・オブ・サンダー 3.8 ★★★☆ B級です。B級に徹していると言ってもいいでしょう。良くあるタイムマシンモノ。結末も読めるのよ。VFXと言うかCGがセコイ拙い・・・。車が未来と程遠いし、2055年にプラズマかい?また、この枝葉末節ストが!いいじゃないの面白ければ!B級の肩の凝らないノリが良いかな。それにツマらん色恋なし!プラ・ライのライベン君良い役者ですね。
ナルニア国物語 3.7 ★★★ 子供向けでした。全くの童話、展開が子供ならでは。動物CGは良く出来てました。けど、かぶり物はどっかのパクリ背景丸々、恥ずかしい。CG対着ぐるみの闘い!内容を求める方がおかしいか。一話完結で、軽くて良かったかも。
シリアナ 3.7 ★★★ ジョージ・クルー二ーが助演男優賞を取ったからという訳じゃないんですが観て来ました。もしかして、あたしは馬鹿なのかな〜と思いました。始まってから、内容がつかめたのは、かれこれ半分は過ぎていたでしょう。錯綜する人間関係、企業、国家。監督は解ってるから、いいですよ!そりゃ〜。シュード・ノンフィクションの世界、アメリカの裏側、「しりあな」の小さいわだすには、理解のキャパを越えてます。
ジャーヘッド 3.95 ★★★★ ミュンヘンと違った意味で重いな〜というよりリアル。湾岸戦争の海兵隊員たち、リアル過ぎる。映画は全体に軽い乗りにみえて現代の情報戦争の中に放り込まれたジャーヘッドたちの葛藤を有りのままに描いてます(あんなに下品なヤツらなの?)あんな状況に3カ月も。戦争って時代と闘う相手と場所であんなに違うんだな。「男たちの大和」「バンド・オブ・ブラザーズ」を観た後なんで、あまりに軽く、リアルで、下品で、ノータリンで、結果的には重いお話。主演のジェイク・ギレンホールの演技は好感。
ミュンヘン 4.1 ★★★★☆ 「憎しみの連鎖」もうこれは我々の民族感や国家感では計り知れないもの。極論を言えば、両民族とも地上から消えたら良いんじゃないの!?「切った爪は、また伸びる・・・」軽い表現だけど恐ろしい響き。最後ブルックリンから川越しにマンハッタンを望む、そこには世界貿易センタービルが、なんか9.11を暗示しているのかと思ったのは、考え過ぎか。なかなか観応えあり。映画の色調が凝ってました。主演も自然で上手いな〜。
スタンド アップ 4.0 ★★★★ 結構裁判モノに弱いあたし、やっぱりやられた。展開は間延びせず裁判場面をを織り込みながら結構判り易し。最後の盛り上げは予想通り。少々登場人物の心理状態をはしょった嫌いがあるけれど、まっ良いか、シャーリーズ・セロンが上手いから。しっかし何でもトップのアメリカ、暗部も深い!
フライトプラン 3.6 ★★☆ ジョディ・フォスターさんの前回作を思い、そう言えば予告編にやられたな〜と・・・があっ〜今回も予告編にやられました。脚本は主な骨格を決めて肉付けするんでしょうけど、その肉が薄い張りぼてじゃ!彼女はもはやヒステリックでタフな母親役しか出来ないんでしょう。期待しちゃいけない作品でした。
キングコング 3.8 ★★★☆ 長い!長過ぎ!引っ張り過ぎ!元々内容なんてないんだから。島に着くまではまあまあ、その後、何あれは!CGで何でもできるのは解りました。ティラとの戦いも長い、ゴキブリだか巨大ヒルだかしつこいっつーの!恐さも半減。後半は尻すぼみ気味。船長さんはじめ船員さんたちが良い人なのがうれしかったっす。監督ロードぼけじゃないか?
ロード・オブ・ウォー 4.0 ★★★★ 結構良かったでっす。タイトル・ロールから「ムムッこれはっ」と。ニコラス・ケージの淡々とした語りと、締まりのある映像もよし。全く他とは比較できませんが社会性のある内容、考えさせられる。映画は,決して押し付けがましくないドキュメンタリータッチ。
ハリーポッター4 3.9 ★★★☆ 折角パート3で解り易く、映像も落ちついたと言うのに。あの本を、スミからスミまで映像で表わそーたって無理だつーの。いくらCGで何でも出来ても、もう少し絞り込んで脚本を作った方が良いんでないかい。3で安心して観ていられる映像だったので、期待したんですが、残念。監督も気が多過ぎで、全体に散漫です。ただし、決してつまらない訳じゃないですよ。本を読んでない人にも少し配慮した脚本が欲しかったな。
↑ここから2006年(さ、今年も辛口カイル様、ど〜んと言ってみよぅ〜!)
Mr.&Mrs.Smith 3.8 ★★★ 何と申しましょうか、ピットとジョリーお二人の映画でございます。お二方以外全く俳優の影が無い。脳天気で明るい二人のスパイとショッカーの映画。決してつまらない訳じゃない、観る前に思っていたより良かったという感じ。最後現代版ボ二ー&クライドかな〜と思ったら・・・
キャプテン・ウルフ 3.7 ウ゛ィン・ディーゼルもこんな役ができるんですね。硬派な筋肉質の役しか出来ないのかと思ってました。ファミコメです。ホームアローン系の映画ですが、ウ゛ィンさんはいたって真面目。ちっちゃい子供らが、かわいいです。まあ肩の凝らない映画でした。ビデオでも良いかな?
ブラザーズ・グリム 3.6 ごちゃごちゃした映画で、CGやらメイクがしつこくウルサイ感じでした。もう少し落ち着いた映画かと思ったのですが。決してつまらない訳じゃないんですけど。出演者も誰が誰やら?マット・デーモン?てな感じ。だからモ二カ・ベルッチさんが目立ってました。監督がモンティ・パイソンの方だそうで、なるほど!
レイ 4.1 コレも封切り中に観逃した作品でした。すばらし〜い!ジェイミー・フォックスの演技、ありゃ演技じゃないね。乗り移ってる!本人そのものじゃ、あれは!レイ・チャールズの曲でケーキ入刀した私としては、堪らない映画でした。彼の生い立ちと音楽を人間模様を絡め淡々と表現している作品。泣きが入ってシモウタ,不覚にも。
シンデレラマン 4.2 直球、直球、正統派。家族愛、夫婦愛、人間関係、我々の方に逆に先を読み過ぎて、取り越し苦労をしてしまう悪い癖があることに、でもね〜よくどんでん返しの映画てあるじゃないっすか。これは違う。展開は淡々と、いじらずに、もっとも実話ですからね。ファイティングシーンは巧いね!格闘技嫌いの私が、拳をにぎって振り回してました。決してお涙ちょうだいじゃなかったっす。CGに頼らない正統派の映画はやっぱいいね〜。役者もグ〜、ラッセル・クロウ若返ったんじゃないっすか。レ二ー・セルビガーさんても何でもできる女優さんだよね、お嬢さん、奥さん、娼婦・・・監督ロン・ハワードも好きだな。また来年アカデミーいっちゃうかあ?クリント・イーストウッドよりいいかも。
ファンタスティック4 3.8 まあ,予想通りのアメコミ映画、重過ぎず、軽過ぎず、深過ぎず。バットマンシリーズより、Xマンシリーズに近い?スーパーマンシリーズの爽快さは無いかな。シリーズ化を予想させる展開です。
亡国のイージス 3.85 つまらん愛情やら、お涙ちょうだいやら、くそ面白くもないオカルトやら、スケールが小さい!そこにしか生きられないとこが悔しい。でも今回は頑張ったほうかな?この映画ってか原作、なんかパクリの気がする。・・・「ザ・ロック」
アイランド 3.95 ん―B級と思いきや、AB級でした。掴みが良く、謎解きの要素を持ちつつユアン・マクレガーも結構熱演、女優さんも良し、アクションしっかりと。題材も現代のと言うか、近未来の、なかなか重いもの。かなり考えると、恐い内容。音楽もハンス・ジマー風、全体の展開、配分バランスも良かったと思います。何か得したなーって感じの映画。
宇宙戦争 3.95 スピルバーグとトムですから、外す確率も高いかと思ったんですが、結構いけます。まず大筋で原作に忠実にリメイキングされています。もちろん現代的手法CGが実に巧く使われて、やはり隔世の観があります。なにしろ50年以上前ですから原作は、それでも特殊撮影とフィルム加工で、当時の観客は満足したと思います。もちろん結末にも。これを2005年の今、どう終わらせるか、結局結末は超忠実なんですが、さすがに現代では、?も。前作を知らない若者は「何あれ?ワケ解んねーよ」なーんて言ってましたが、私は前作の話題性を知りつつここまで楽しめたんで満足!掴み良し、展開よし、間延び無し、音楽良し(ジョン・ウィリアムス)・・・結末、2005年には物足りないか?
SW エピソードV
別次元
ラスト数十分は感激で、涙でした。ルークとレイアがこうして生まれてそう引き取られ、あーなっていくのか。そしてハンソロが絡み・・・本当に、根強いファンに支えられ、28年も楽しませてくれて、ありがとうの一言です。こんなにファンを大事にする映画があったでしょうか?しかし、私は言いたい!新3部作は確かにアナキンを描いた作品でした、でもこんな底の浅さで良いのか!もともと邪悪な魂を秘めた彼なら、愛する人を守るのを切っ掛けにする必要も無いのでは?前期3部作には無かった無駄な映像が多すぎる。(最初の戦闘シーンなど、ゴチャゴチャして、奥行きが無いんだよ。)もう少し、主題を支える絡みを大切にしてSWだからこそ完璧な、無駄の無い脚本配分が欲しかった。って、如何に思い入れが強いかの現れ、それだけ完璧を求めてしまうアホな私。スタッフもこれだけの映画になれば、大変だったはず。
バットマン・ビギンズ 4.1 こりゃ〜面白い!面白い!面白い!鑑賞代安いよ!掴み良し、展開良し、配役良し、音楽良し、脚本に無理が無い!今までのバットマンの中でも一番面白いんじゃないんの。漫画から人間ドラマになってるよ。ワシが映画に求めてるものがほとんどある!ような気が・・・。脇役の存在感が、すばらしいし、音楽はハンス・ジマーと来ちゃー盛り上がりまっせ。
サハラ 3.75 おしいっ!おしいな〜。きっともう少し面白く出来たでしょう。掴み、絡みは良いんだよ!展開が甘い、絞り切れていない。主役が薄いのも影響していますね〜二人とも。主役は薄味のインディ、馬鹿なのか利口なのか、得意分野が不明瞭。風体が作り過ぎ。むしろ脇役の活躍が目立つ、三枚目だけどやる事決まってるって感じ。
ホステージ 3.7 こんなブルース・ウィリスを観たくなかった。泣くなよ!結構掴みも展開も絡みもよかったんですが、そのままで終わったって感じ。効果的な進展が無く、浅かった。もう少し何とかなったかも。脚本家がアホなんだと思います。が、彼自身も「ダイハード」から少し変りたかったんでしょうか?
フォーガットゥン 3.7 3.7 母は強しってのがテーマです。展開もスピーディーだし、脅かしの常套手段は古典的ですが心得ている感じ。相手は「サイン」ほど直接的でないんですが、見せ方が控えめ。はじめから予測が着くので、Xファイル映画板てとこですかね。
ミリオンダラー・ベイビー 4.15 もしかして天才か?彼の監督作に流れる独特の渋さ、重心の低さ、出演者もはしゃぎ過ぎない、押さえた演技と言うのとは違う、役柄をきっちり消化している。そんな風に感じます、生意気にも。音楽までクリントさんの作曲とは。ヒラリー・スワンクは個性的で魅力がありますね。モーガンさんはいつもの如く存在観あり、見せ場もパンチ有り(?)クリントさんは言うまでも無し。個人的にパーフェクト・ワールドの保安官役が好きですが。映画自体わずか1ヵ月で完成したと言うことで、他の大作に比べ地味ですけど完成度は高いかと。なかなか良・・・ 
ジ・インタープリター 3.0 間延びしてます。こんな長い時間は入りません。出たがりの監督さん、巨匠には誰も何も言えないのかな〜?二コール・キッドマンはあんなもんでしょただただ細くて白くて背のでっかいのが目立ちました。ショーン・ペンの使い方、どーーでしょー(長嶋さん風に)らしくない。普通というより駄作です。よく寝なかったな―俺。
ハイド アンド シーク 3.7 あのダコタちゃんてデカクならないのね。かなり古典的手法、内容も最近流行りのモノ。でもロバート・デ・二ーロだもん、うめーわなー。彼がやると何とも言えない存在感。もう一ひねりあるのかなーと言う感じ。
レモニー・スニットの
 世にも不幸せな物語
3.6 上映開始したばかりで6人てこたあーないべー。おとぎ話でしたよ。ちょっと濃い目のイソップって感じすかね。子供達が中々良いし、相変わらずや!ジム・キャリー。名優がさり気なく出ちゃって、みんな結構好きモノでっせ。サニーちゃん欲しいっす。
コンスタンティン 3.9 ん〜、ジョォーンン・コンスターンティー―ンって感じです。なーに言ってんだこの親父!つまりキアヌ・リーブスがカッコ良過ぎってことです。マトリックスのように意味不明、前作借り出し必須と違って、解り易く、例の宗教ものに在りがちな「くささ」が無いんですよ。そしてシャレも効いてる。配役も効かせどころを心得てる。良か良か映画たい。注〜意!!!タイトルロールの最後の最後まで席を離れないで下さい。
アビエーター 3.9 なーるほど、あ―言う話なんだ〜。確かにディカプリオは熱演だ!オスカー欲しかったでしょうね〜。ケイト・ブランシェットも巧いわね〜、ありゃオスカーです。もう一人のケイトさんも、なかなか良い味。総じて良く出来た映画でした。主人公のヒトとなりがよ〜く理解できました。凄まじくも羨ましき人生、アメリカならでは
ナショナル・トレジャー 3.95 なかなか良い良い!新キャラ誕生かとも思えました。観る前は「ハムナプトラ」風かと思いきや、現代版インディかとも。掴み良し、音楽良し(ハンス・ジマー風)二コラス・ケージもアクション復帰で伸び伸び、展開テンポ良し、無駄なし!てらいの無いアドベンチャー・アクション。直球と言う感じ。女優さんも好感度高い、エロっぽくないよ。なんか徳した感じ。
ローレライ 3.9 3.6 内容は確かに掘り下げは浅いよ!それにCGがちゃっちいよ!しか〜しわ!た!し!はサブマリンものが好きなんです!狭所、男の仕事場、仕掛けは常識的、なのに私の目から汗が汗が、出る出る。妻夫木さんの演技はイマイチですが、役所さんはうまい、やや押さえ気味ですけど。タマには邦画も言いかと。
ボーン・スプレマシー 3.9 2作目の方が面白いなんて、はっきり言って信じられまへん。バカな私、やっと主人公が何なのか?解かりました。それじゃ主演のマットデイモンと一緒じゃって〜。アクション良し、カーチェイス良し、マット君の雰囲気も新しいキャラ「ジェイソン・ボーン」誕生と言っていいかも。3作目も気になるところ。
スパイ・バウンド 3.5 シネ・カすっぱいしてバウンドってとこですか?(なんじゃいな?)ん〜〜〜〜フランス映画も随分ハリウッドを意識してるんですね。結局盛り上がりは?サビは?観終わって内容が思い出せない。モニカ・ベルッチさんて、オジさん好みかぐらい。残念!アレキサンダーにすれば良かった?
ネバーランド 3.98 なかなか良かったです。演出に肩の力が抜けているというか、淡々として。
ジョニー・デップの演技の幅の広いことも感心、アカ・ノミも解かる。子役もウメーーの。なんか今年は年初から当たっとります。でも私は目から汗が出過ぎですかっちょわりーいっす。
オーシャンズ12 3.8 11の方が良かったです。正直のところ、単純性格なので。内容は複雑でも何でもないんですがねー、やっぱり泥棒は泥棒らしく見せ場が欲しかった。ただオシャレつーだけではね。11オールスターキャストの同窓会ってな成り立ち。セダ・ジョーンズずいぶんでてまんな〜。
カンフーハッスル 3.6 私は香港モノ、チュウコクものはみないのよ。なぜってあのわつぁとらしいのがタメなのよ。チャウシンチーはあいかわらつね〜ナンセンス、ギャグ満載!とてもかこいいよ、たたわたしの予想とうり、たんちゅんで内容うすい、とても「少林サッカー」はこえてません。あたまからぽで観るのが良いのよ。新春初笑いのことね。
マイ・ボディガード 4.0 デンゼル・ワシントンはいいっ!なんて渋いんや!なんて人間味があるん
じゃろ。展開にダレがない、テンポが良い、少々のひねりも、胸のすく勧善懲悪!私向きですが・・・。「ジョンQ」より良いかな。音楽も中々良い、中米っぽいよ。でも恐くて中米にゃ行けないね。あの子は安達祐美に似てますね。
くれぐれも映画観る前に、パンフレットは開けないで下さい!
Mr.インクレディブル 4.0 これも面白い!良くできたアニメや。ピクサーに脱帽、とてもアニメとは思えん。良くできた筋で、新年早々今年は当たり年!!あの腹、おぞましいけど親しみが。
ターミナル 4.1 お勧めです。トム・ハンクスものは間違いない!ユーモアとペーソス、心洗われる話。正月にぴったり。音楽良し、展開良し、配役良し、ゼタ・ジョーンズも結構やるね。スピルバーグは外すことがあったんですが、今回は大当り。大吉って感じっす。
↑ここから2005年スタート↑
シークレット・ウィンド 3.7 掴み・・・つかまれちゃったと思ったんですが、中たるい・・・しかしそのたるさは・・・なあーんだ、それかよってがー。キングさんにしては?か。
ジョ二―・ディップはなかなか巧い役者です。パイレ―ツもできればサイキックもできる。彼以外の役者は解らない私でした。スティーブン・キング大すきの妻さんは、原作と結末が違うと言っとりました。
キャット・ウーマン 3.78 いやはやボン、キュッ、ボンとはこういうことすか?ハル・べリーちゃんはいいっすね。話はマンガと割り切る事。ヒーローとかヒロインてのは、悲しい過去があるんですね。スパイダーマンほど金はかかってないけど(シャロン・ストーンには大分払ったでしょう)、めずらしく素直に観ました。
コラテラル 3.85 ? トム・クルーズものとしては面白かった。明かにラスト・サムライよりは上。(私的には)しかし、あれで良いのか?ん〜あれしかないか?という満足度。あれじゃなきゃトムさん引き受けないか。と納得させました。相手役の俳優さん、巧かった。私としては、殺し屋はゴルゴ13でしょうーね、やっぱ。
ヴィレッジ 3.8 ? ん〜〜〜〜〜、つまらなくはない。私としては、つかみ・・・捕まえてもらえず、なんか消化不良気味。映像の配分に納得いかず。サイコサスペンスの定番手法を押さえてます。でもこの監督の作品、段々と何ですね。シックスセンスが一番良かったか?------------------------------------------------------
シネ妻さん:ありえない、ムリムリ!!と思いつつも、ヤラレタ感はしっかり味わえました。愛の物語だそうだけど、やっぱりある意味コワ〜イです。観終わってツジツマ合わせしてくと、オチに持っていくまでの綿密な組み立てに感服させられますわ。引っ張り過ぎのとこ多かったけど。主役の女の子、ロン・ハワードの娘さんだそうですが、うまいっ!
アイ・ロボット 3.9 4.0 掴み展開良し。ウィル・スミスがいつもの如く元気です。最近CGの仕込が気になっていたんですが、ほどほどですか。確かにロボットモノは人間との関係を描くのが古典的手法、これはこれで仕方無いかと。
------------------------------------------------------
シネ妻さん:どんな状況でもウィル・スミスなウィル・スミスがいいないいな〜。「インディペンデンス・デイ」「BAD BOYS」「MIB」もしかり。ウィル・スミスがやると、キャラが後からついてくるんじゃないかってくらいで。
ヴァン・ヘルシング 3.45 3.4 最近良くあるCGウルサ系、金かけきらないんで暗くゴチャゴチャさせてごまかす。場面場面で引っ張りすぎて、動きのある映像も台無し、結局展開がタルイ。俳優使いが悪い、主人公が設定の割りにただのヒト。ヒュー・ジャックマンじゃなくてへー・弱マン。というわけでヴァン事休す。
サンダーバード 3.7 ? 観ましたでー、まっ期待通りってとこですか。元々人形劇ですから、そんな深みのある人間ドラマであるわけがありまへん。テンポとリズム、マンガの割り切りと音楽(ハンス・ジマー)。
りディック 3.00 ? なんじゃこりゃ?観る前からB級であることは解っても、割りきって観ると面白いことがあるよねー。それが無い。脚本家バカじゃないの?つまらんところで引っ張る、CGうるさい、カメラワークしつこい。物まねしないと言いながらやたら話題作に似てるんだよ。金返せ!あんな狸のような女優だすなよ!主役以外何の意味も持たない映画。
ハリーポッター3 4.15 スパ2 同等以上 いや―面白い。1、2より面白いと感じました。監督が変ったのも影響?子供達が大きくなっているのは余り関係なかったようです。展開と映像が見やすくなったというか、解りやすくなったと言った方が良いかな。カナリいけますです。お勧め!
スパイダーマン2 4.1 ? おもろい!×2!ただしマンガと割り切ってみること。観映中にのけぞったり、力が入ったりで肩こりました。映画としてきっちりお金を掛けて、シッカリできてます。手抜きが無い感じっす。インディJに似た感じを覚えました。是非ごらんあれ!ただしクドイですがマンガです。
21g 3.85 ? ベニチオ・デル・トロっちゃあ、汚れ役うまいねー。ショーンペンは大学教授にゃあみえん。最初チンプンカンプン、でもね段々と繋がりました。なかなか凝った映像処理でした。やや重だけどつまらなくはないって感じか。移植後に性格が変るってことは、良く聴く話ですがね〜。
デイ・アフター・トゥモ-ロー 3.75 んー面白い・・・んですが、浅い!この手の究極の天災ものは、つまらなくてもつい見入ってしまうって感じ。この挿話は必要があったの?まあいいか。CGは迫力あり!!一見の価値あり、内容?それだけだったりして。しかし観終わって、金返せ状態ではないんだな〜。デニス・クエイドは良いす。
キルビル2 3.85 劇画的な面白さのあった前作でしたが、やや平板な感じだす。しかし、相変わらずユマ・サーマンの李小龍的かっこよさにしびれます。デビット・キャラダインも渋いよ。ただ残った暗殺者たちが、簡単に○○○過ぎんじゃないの?弟さん、エルさん、ビルさんよ。も少しユマさんを傷めつけていいんじゃないの?
ペイチェック 3.9 つかみ良し、展開良し、謎解き単純で良し、主演のウマ・アフレックはそれなり、いつも七三なのが気になるけど。共演のユマ・サーマンも「キル・ビル」調で乗ってますね。
観て損の無い作品でした。
ロード・オブ・ザ・リングV 4.2 面白かったです。まんずCGはやっぱ新SW並です。同時期に完結遍まで作ったおかげで、役者さんに年齢的time lagがないので筋立てがスムースで、続きモノによくある不自然さが無い。ふしぎな自然がおとぎ話を盛り上げてます。勧善懲悪、因果応報、一件落着、着地成功。でもNZって不思議なとこやね〜。
ニューオーリンズ・トライアル 4.2 あれ〜03−04冬シーズンに見た映画で一押しかも。まず掴みOK! ダスティン・ホフマン、ジーン・ハックマンそれぞれがもうこれっきゃない!ってな役柄、裁判モノって決まると引き込まれます。原作はジョン・グリシャムだって、観てから気が付いた。
コンフィデンス 3.9 佳作です。やられた!ダスティン・ホフマンへの出演料で少々小作り?ですけど、最近流行りの撮り方(キルビル様)A級を狙っていないB級の割り切り感。あの(プラライのライベン)エドワード・バーンズなかなか格好え〜で〜
リクルート 4.0 4.2 良く出来とりました。アル・パチーノ渋い、コリン・ファレルなかなか良い。(ブラピ+イチローみたい)筋立ても捻りが効いていて・・・どんでんドンデンなんてね。
ミスティック・リバー 3.8 最後の映像にティム・ロビンスの身体が浮いていて欲しかった。可もなし不可もなし。
コール 3.7 やや期待外れ、まぁこんなもんか?
ブルース 4.0 くっくっく笑いがとまりまへん。わかっていても
笑ってしまう。お正月映画としては、大変楽しい映画でした。
ラスト・サムライ なるほどラスト・サムライは渡辺謙がんばってますね。台詞の無い真田がかわいそうなぐらい。クルーズさんは酔ってますね演技に。アメリカ人から観た日本、サムライ感ですから、それはそれで良いのかと、よくできた映画でした。
私はなぜ勝元さんが初めから英語を話せるのか気になって眠れませんでした
バットボーイズ あんなもんでしょう。私のような物を捨てられない人間には、破壊、破壊、破壊はやり過ぎかと。ビデオで良かった・・・。
キル・ビル 4.0 4.2 引き込まれて主人公を応援、「燃えよドラゴン」を観た時の気分に近し。ただし日本のマンガ的描写、血の演出・・・引く。間と切れ○、音楽○、配役カッコ良し。エンドロールを最後まで観てね。
マトリックス・レボ… 3.8 3.9 セカンドより判りやすいけど、予習要!それぞれの出番をうまく削ってる感じ。オモシロイけど・・・おれ頭わりーんだな、つながらん!三部作まとめて観ようってことに、結局んとこ。
ザ・リーグ 3.4 3.5 相変わらず存在感のある俳優さんです。姿形、声、ん〜一級品です。ってなわけで、本編は・・・B級です。つかみは良好、予感させてくれたんですが…。CGのばらつきがちゃっちいちゃっちい。
パイレーツ・オブ・カリビアン 4.1 4.3 ん〜やられた!全く予期せぬ面白さ。今年の作品では、今のところトップ間違いなし。海賊モノ?TDLで十分てな気分だったんすけど。ジェリー・ブラッカイマーにハンス・ジマーだもの乗せられるわけだ〜。出演者も特徴が生きてるねー。なるほどJ・デップえーわー。 
ターミネーター3 3.95 12年振りのターミネーターを見せるのが主か?女性ターミネーターの幼さが気になる。んーでもナイスボデー!もう少し強いのかと。私、期待し過ぎの肩すかし状態。良くあること。
Xman2 3.85 脚本に少々無理があるように感じました。解りにくい内容(えっ、あんただけだろうって)、それと登場人物の劇中持ち時間、その配分が悪いかな〜。シネ妻:↑途中意識不明の重体に陥ってたからじゃ・・・え?違う?哀愁漂うミュータントたちの人間ドラマが、また今回もよかったです。ウルヴァリンはじめ、それぞれのキャラが更に奥行きを増したような。かっこよさは文句のつけようなーし!!ニューキャラもなかなかいーです。
ジャスティス 3.7 大脱走の感触を感じていたんですが、全く別ものでした。人種偏見、裁判モノを戦時下捕虜収容所を背景に・・・。まあまあかなと。
インソムニア シネ! もの・・・眠気に勝てず。途中意識消失、すんません。もう一度観ます。妻さんの話では、ナカナカとのことです。
ロード・オブ・ザ・リング 4.25 4.4 んーなんとも面白過ぎ。登場人物たちが活き活きしてますね。それにあの自然、、山、谷、なんて映画的なんでしょう!ニュージーランドなんですか?すっごいとこですね。Star Warsとは違ったダイナミックさを感じました。それにあのCGもうま過ぎです。
レッド・ドラゴン 4.0 4.1 なかなか良かったす。3部作の内ではトップ(羊)に近いかと。配役:A.ホプキンスは言うこと無しまさに怪優です。レクター博士の性格が一番解ったかも。エドワード・ノートンってナカナカうまいね。展開:あまり無駄も無く、ちゃんと結末にも・・・娯楽度:3部作のうちでは、グロさが多少押さえられていて私は好み。映像:カメラワークは普通です。
少林サッカー 3.9 4.0 軽い気持ちで借りました。おもっおもっ面白〜い!あのばかばかしさ、荒唐無稽さ、漫画以上(?)です。最近ではお勧めの一本、お気楽作品。
ウインド・トーカーズ 3.5 3.6 シネ妻さん、一言「DVD買うんじゃ、なかった・・・」
ボーン・アイデンティティー 3.5 3.7 マットくん嫌いじゃ無いです。やっぱプラライが良かった。さて、この映画ですが、脚本家がアホなようです。
K−19 4.2 4.2 館内で鼻水をすすってしまいました。眼からは汗がとめどなく。ほんと近ごろ涙腺弱しって感じ。潜水艦もの独特の、閉鎖空間での緊迫感、知らずの内に出来上がる乗組員と艦長との絆、決めの一言・・・
トリプルX 4.0 4.0 期待していないで観て、おっどろき!ってなこと、ありますよね。 まさにその良い例でっす。
ジョンQ 4.25 4.3 やられました!感動!涙!不覚にも眼が汗で真っ赤になってしまいました。デンゼル・ワシントン、はまっちゃってます、ハイ。  配役   何も言うこと無し!脇役も盛り上げてくれます。
  展開   無駄無し。
  娯楽度  問題提起あり、そんなに難しくはないよ。
  映像・音楽 これは問題じゃ無い!中身ですよ、映画はねっ。
マイノリティ・リポート 3.95 4.1 トム・クルーズだからはずすかっと思いきや、結構行けます。スピルバーグ 気合いは入ってる、なかなか。

2004・01・26創刊